防音手法の種類
遮音
音をできるだけ多く反射させて、音をさえぎることを言います。つまり抜ける音が小さいものほど遮音性が高いと言えます。
例:ピアノやステレオの音を外に出さない。外の音を中に入れない。
遮音シート・石膏ボードなど。

吸音
音をできるだけ多く通り抜けるようにし、音を反射させないことを言います。つまり反響させないものほど吸音性が高いと言えます。
例:部屋の響きを抑える。
グラスウール・ロックウールなど。

制振
振動の伝達をできるだけ少なくして、伝えないようにすることを防振と言います。
例:足音を階下に伝えない。振動伝達を抑える。ステレオの低音を階下に伝えない。
ゴムマット・フェルトなど。

防振
振動を短時間に止め、音の発生を防ぐことを言います。
例:エアコンや冷蔵庫の板振動(共振)を止める。壁・天井からの音の放射を防ぐ。フローリングの発音を抑える。
ゴムシート・制振シート。


