和風建築との組合せも!?樹脂サイディングの可能性

家の印象は、大きな面積を占める外壁によってずいぶんと変わってくるものです。樹脂サイディングによってどのような印象を与えることができるか、いくつかのヒントをお教えします。

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樹脂サイディングの特徴

樹脂サイディングの特徴は、軟らかな木目調の質感と、カラフルな色合いです。現在のところデザインのバリエーションには限りがありますが、たて張りとよこ張りを組み合わせたり、異なるカラーを張り分けたりすることによって、個性を出すことができます。住宅の形状に合わせて、いくつかの例を見てみましょう。

凹凸を生かしたデザイン

凸面を強調しながら、色を張りわけ、立体感を表現しています。

エリアを分けたデザイン

テラス壁面だけを、テラスと同じ色にして、庭とのつながりを表しました。

垂直を際立たせたデザイン

張り出した垂直部分を色分けし、縦のラインを強調することでのびやかなイメージに。
(縦のライン部分には窯業サイディングを組み合わせています)

水平を際立たせたデザイン

ツートンカラーで水平に張り分けると、安定感が感じられます。

一般住宅以外に集合住宅や公共施設などでも

サイディングは戸建て住宅以外にも、集合住宅や店舗、公共施設などにも使われています。飽きがこないシンプルなデザインは、不特定多数の人が利用するこうした施設にもぴったり。また、洗浄や塗り替え(再塗装)の際に業務を止めるのが難しいため、メンテナンスの面からも樹脂サイディングが適しています。

淡い色をベースにアクセントカラーを効かせた集合住宅。
さわやかなカラーが元気をくれる公立中学校の校舎。
モダンでスタイリッシュに仕上がった公民館。

洋風やモダンスタイルはもちろん和風建築にも合う

樹脂サイディングはそのテイストから、洋風建築や現代風のモダンスタイルに合うと思われがちですが、木目調の質感があるためか、意外に和風建築にもよくなじみます。ただし、屋根の色や形によってずいぶん印象が変わってくるため、場合によっては屋根のリフォームと一緒に考えてもいいかもしれません。

瓦屋根にも違和感なくなじみます。
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著者情報

外壁に関するデザイン情報、お困りごと、そしてご注意いただきたいノウハウなどを通じて、「樹脂サイディング(ゼオンサイディング)」のすばらしさに気づいていただくことを目指しています。

北米では外壁材として、とてもポピュラーな樹脂サイディング。
長寿命住宅が望まれる日本の住宅用外装材として、ますます注目されています。
お届けする情報を通して、多くの皆様のお役に立つことができましたら幸いです。

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